スタッフ紹介

院長:大西 宏和

院長:大西 宏和

資格
はり師、きゅう師、柔道整復師(国家資格)
出身
京都市中京区
趣味
スポーツ観戦(以前はアメリカンフットボール、野球、柔道、マラソンなどたくさんのスポーツを経験しました)
家族構成
妻、子供2人(長女小学校3年生、長男小学校Ⅰ年生)私の両親

治療院を開業するまでの生い立ち

治療院を開業するまでの生い立ち

当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
院長の大西 宏和です。

私の子供時代は両親、姉の愛情たっぷりの環境の中、五体満足で、心身ともにいたって健康に育っていました。

しかし突然中学2年生の秋に、ネフローゼ症候群という腎臓の病気を患いました。

当時中学の野球部に所属し、新チームでエースピッチャーを任されていました。

私自身は野球経験が中学生になってからなので、明らかに技術、体力も劣っていることは自覚していました。そのため、毎日の部活での練習以外で、ランニング、ダッシュなどの走り込みを欠かさず行っていました。そのおかげで、身体も丁度成長期の時期と重なり、順調に身体も大きくなっていき、球速も入学当初に比べると20キロ以上速く投げれるようになっていました。

しかし夏休みの終わり頃、突然身体が思ったように動かなくなりました。練習中ランメニューでも、負けたことの無いチームメートに負けたり、バッティング練習をしていても、ボールがバットに当たらなくなったり、段々身体が重くなって、息がすぐに切れてしまうことが多くなりました。日常生活でも、朝起きるのがつらくなり、最終的には身体中が浮腫みだし、そのうち目が腫れだしました。そこで初めてお隣の尾崎医院さんに診てもらい、「これは腎臓病の可能性が高い」とおっしゃったので、市立病院を紹介して頂きすぐに検査を受け、即入院を告げられました。

ネフローゼ症候群と診断され、そのまま2か月以上入院し、ステロイド投薬治療をしていました。ある日、父親が持ってきてくれた本で、足ツボ療法の反射区というものがあり、そこに腎臓の文字を見つけた時にこのツボを毎日押さえたり、それに関する本を購入して調べたりしました。思えば、その時に初めて東洋医学に触れたことは運命だと感じています。これが私にとって大きなターニングポイントでした。

退院し、投薬治療も終了したのですが、主治医の先生には部活はもってのほか、体育の授業もできないと言われ、自分の全てを奪われたようで、本当に精神的につらい状況に追い込まれたのを記憶しています。しかし、なかなかそのことを受け入れられず、せめて体育の授業だけでも身体を動かせることを強く願いました。そのために、毎日腎臓のツボを信じて押し続けました。すると不思議なことに、中学3年生の夏ごろ急激に血液・尿検査結果の数値が良くなり、2学期には念願の体育の授業を受けることができるようになりました。

今思うと、腎臓のツボも良くなった要因の一つではあると思いますが、身体をしっかり休めてあげる、適切な食事を摂る、適切な治療を受ける、そして何よりも自分の身体が絶対良くなる、元の身体に絶対戻るという強い気持ちを持つことが、健康にとって重要ということを身にもって経験しました。

高校に入っても、主治医の先生にはスポーツは諦めなさいと言われましたが、クラスメイトに「一緒にアメフトしようぜ!!」と声をかけられ、強引にそのままアメフト部の体験会に連れて行かれたものの、すっかりアメフトの魅力に取りつかれ、両親と主治医の先生の反対を押し切り入部しました。

とはいえ、アメフトは激しいコンタクトスポーツなので、最初は病気療養期間が長かったため、全く基礎体力も無く、再発の心配もあったため、自分のペースで走り込み、ウエイトトレーニング、アジリティ、スピードトレーニングなど、スポーツの基礎中の基礎を半年間積み重ねていきました。そのかいもあり、すぐに防具を着てヒットやタックル、走りながらキャッチングなどスムーズにこなすことができ、2年生の時には試合に出れるようになりました。

骨折や捻挫、打撲などケガが多い危険なスポーツと言われているアメフトでは、特に大きなケガをすることなく、3年時には今まで弱小と言われていたチームが先生、コーチ、スタッフ、チームメイトが一丸となり、大阪府3位になり全国大会一歩手前までのチームでプレーすることが出来ました。私にとって、今でもその経験や仲間が宝物です。

私自身ネフローゼ症候群という病気を克服することができたことや、スポーツで大きなケガも無く、良いパフォーマンスで取り組めたのはなぜなのか?ということに疑問を持ちました。そこで私なりの成功体験が、病気や症状の大小関わらず、お身体で悩んでいる方のお役に立てるような仕事に従事したいと思い、治療家の道を選び進んできました。

そして治療家として18年経ち、沢山の外傷や症状をお持ちの患者様を治療してきました。中でも肩こり、腰痛、関節の痛みで悩んでいる患者様が国民の7割に上ると言われています。そのような症状の患者様を姿勢から改善し、肩こり、腰痛、関節の痛み、その他症状の根本的な改善ができる知識と経験がついたので、人々の健康をサポートできる治療院を開業し、地域の方々の健康のために貢献するという目標を掲げ、開業を決意しました。

不調が発症する原因は、骨格の歪みに加えその方の姿勢や生活習慣など様々な要因が関係しています。
一刻も早く不調から開放され健康な身体を取り戻すためには、その原因を的確に見つけ出し解消していくことが大切です。

あなたの症状を改善に導くため、当院は徹底した検査とカウンセリングで原因を特定し、お身体に合った施術の提案をさせていただきます。

あなたのご来院を心よりお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おおにし鍼灸整骨院 院長 大西 宏和

おおにし鍼灸整骨院