「1ヶ月前から咳払いや深呼吸をすると背中と右の脇腹が痛むので水泳ができない」という70代女性の方が来院されました。
きっかけは普段1週間に2回水泳をされており、1ヶ月前に平泳ぎのターンをしたときにひねったような感じがしたみたいなのですが、その時はあまりよくわからなかったそうです。その後は湿布や痛み止めのお薬で様子をみていたのですが、水泳をするのがツラくなり、3週間ほどお休みしているということでした。
検査で座った状態で頭から真下に圧迫を加えると、背骨がひびくような痛みを感じておられたのと、深呼吸、咳払いともに脇腹が痛むようでしたので、骨折が疑われるので一度整形外科を紹介し、レントゲンを受けていただきました。
その後レントゲンでは異常が無いことがわかったので、背骨、肋骨周りの筋肉を捻ったことによる炎症として施術をしていきました。
平泳ぎのターンの時に、上半身を捻るクセがあるので、下半身の使い方に問題があると判断できたので、股関節、臀部の筋力、柔軟性などを確認すると筋力、柔軟性はともに悪い状態でした。
この方は背骨、肋骨を動かすと不安があるため、1週間は首と骨盤、下半身の施術でバランスをとっていき、背骨肋骨に負担がかからないように下半身のトレーニングをおこないました。
1週間経った頃に深呼吸、捻る動作で痛みがなくなったので、固まっている背骨周りの調整をおこなっていき、治療後2週間で水泳に復帰することができました。
背骨や肋骨が痛く、湿布や痛み止めのお薬で様子を見ても、あまり良くならない方は、当院にぜひご相談ください。
お電話ありがとうございます、
おおにし鍼灸整骨院でございます。