先端を動かすことを意識する

「リーディングエッジ」という言葉があります。直訳で先端を導くという意味ですが、これは自分がこれからやる動きを導く先端を決めて、その先端から動かすことを意識して動作をしていくことです。

電話の受話器を取る場合であれば、指先をリーディングエッジとして、受話器に近づけるように動かす、ということを意識して動作します。そうすると、その動きに必要な筋や関節の動きを適度なものにすることができます。

先端を意識せずに動かすと、無意識に筋や関節を使おうという感覚が強くはたらき、筋緊張が過剰になってしまいます。これを続けるとそんなに疲れることをしているわけではないのに疲労が抜けない、なんてことも感じてしまいます。

立ち姿勢もこのリーディングエッジを頭に持っていくと楽に立てるでしょう。

おおにし鍼灸整骨院