腹筋の間違った使い方

「丹田を意識してください」と聞くと、腹筋に力を入れてお腹を緊張させてしまうかたがほとんどだと思います。

本来丹田は下腹部にあり、「気」が集まる場所といわれています。つまり「気を向ける場所」と考えるべきで、腹筋に力を入れるのではなく、逆に緩めて意識だけをそこに集中することが本来の効果が得られると思われます。

上半身の姿勢を美しく見せるために、腹筋を過剰に緊張させている方もいます。お腹が気になるので少しでもスリムにという思いもあるからだと考えられます。しかし実際は腹筋を緊張させるより、骨盤を立たせることの方がスリムに見せる効果は大きいです。

この腹筋を鍛えすぎると、肩こり、背中の張り、腰痛にもつながる可能性があります。実際に体も疲れますし、精神的にも影響を及ぼすこともあります。

腹筋を緊張させることにデメリットもあることも理解しておいた方がいいと思います。

おおにし鍼灸整骨院