首から手が痛くて夜も寝られない

「首から手にかけてずっと痺れている感じがあって、夜も痛く眠れない」という70代女性の方が来院されました。

お話を伺うと、1年半前に頸椎ヘルニアの手術をおこなって、その後から痛み止めの薬がないと眠ることができなくなり、最近では睡眠導入剤を処方してもらい、毎晩服用していたが、ここ最近全然効かなくなったということでした。

30年以上前から肩こりや首のこりに悩んでおられ、マッサージに週に1回通われていました。

お身体の状態をみると、腰から頭の位置が大きく右に傾いており、さらにお話を聞くと最近MRIで腰も検査してもらうと、腰部のヘルニアも出てきているということでした。腰から足にかけては幸い症状がでていなかったので、腰の痛みは訴えられませんでした。

背骨、骨盤に関しては固まっている状態でしたので、ゆっくりと背骨の動きをつけるようにして整体の施術をすすめていきました。

基本的には足や骨盤のバランスから整えることからはじめるのですが、この方の場合は脳が興奮状態になっているため、痛みも過敏になられていたので、背骨をゆっくり動かすことによってリラックスできるように施術をしていきました。

施術の途中で眠ってしまわれるくらいリラックスされたようで、その後家に帰っても横になって昼寝ができるようになられました。4回目の施術時に朝まで目が覚めずに眠れるようになったと喜んでいただきました。

首や腰のヘルニアが原因でツラい痛みが出ているから、痛みの症状は仕方ないと思っている方、原因は他にある可能性もあります。あきらめずにぜひ当院にご相談ください。

おおにし鍼灸整骨院