右肩がこって首も右に向きにくい

 「右の肩がこっているのと、車の運転で右のサイドミラーを見るときに、顔が右に向こうとすると痛みが走って向けない」という40代の男性の方が来院されました。  
肩のこりは5年ほど前に仕事内容が変わり、現場仕事からパソコンでのデスクワークがメインの仕事になってから強く感じるようになり、目の疲労もあるということでした。運転中に首が向きにくくなったのは、この2週間くらいで、それまでは特に感じることはなかったようでした。
 お身体の状態を見ていくと右の肩の可動域が悪く、右手で上から背中を掻くような動作ができない状態でした。首の可動域も左にはしっかり向けるものの、右の首に違和感があるということでした。姿勢も猫背で右の肩が上がっているように歪みが出ていました。日常生活の癖では、仕事中右足を組んで座ることが多く、寝ているときは右肩を下にして寝ることがほとんどで、枕も低いので腕を圧迫するのでたまに手がしびれて目が覚めることがあるとおっしゃっていました。  
施術は背骨、骨盤を調整して歪みを整えていくことで、首、肩の可動域を戻していき、寝る時の肩や腕の負担により張りを取り除くように施術を繰り返していきました。生活習慣での癖の改善は、寝る時の枕の高さや体勢をお伝えして実践していただきました。
 週1回の施術で6週間続けていただき、結果的に首も普通に左右痛み無く動くことができ、椅子でも足を組むこともなくなり、逆に足を組むことが違和感になるほどまでになったようです。
 普段の何気ない日常生活の動作、習慣で身体を不調にしてしまっていることが多くあります。身体の不調は何が原因か、どのようにしたら改善するかが知りたい、身体をとにかく良くしたいと思われている方はぜひ当院にご相談ください。

おおにし鍼灸整骨院