左足にしびれや痛みがあり歩きにくい

「2ヶ月前から左足のお尻からふくらはぎにかけてしびれや痛みが強く出ていて、引きずりながら歩く状態が続いている」という40代女性の方が来院されました。

5年以上前にも同じような症状があり、病院のMRI検査で左の腰椎椎間板ヘルニアと診断され、その後は症状も出たり出なかったりを繰り返していたということでした。今回はその時よりも症状がきついということで、当院で施術を受けて無理だったら手術も覚悟されている状況でした。

歩いている姿も明らかに左足は引きずっていて、痛みでツラそうな歩き方になっていました。左足に体重を乗せられないので右に身体が傾き、身体を支えることができないので頭は左に傾いていました。左側の骨盤の坐骨付近からふくらはぎに痛みが強くでているので坐骨神経痛の症状特有のものでした。

施術は骨盤と腰椎を調整することにより、神経が圧迫されている部分を取り除くことをしていきました。当院ではお身体に最小限の刺激量で改善できるよう、特殊なブロックを使用しています。この方は最初ブロックを骨盤に入れた時は特に変化無く足にしびれ感がずっとあるとおっしゃっていたのですが、5分経過すると足が温かくなって、徐々に痛みが無くなってきたようでした。その後首を調整して終了したのですが、帰る頃にはスタスタと歩けるようになっておられました。

その後最初の2週間は週に2回、週に1回と施術を進めていき、1ヶ月半後には症状はなくなり、現在は再発予防のために2週間に1度施術に来ていただいています。

腰椎ヘルニアなので手術しないと痛みは治らないと、あきらめかけておられる方はぜひ一度当院にご相談ください。手術は避けることができるかもしれません。

おおにし鍼灸整骨院