歩くと右の股関節が痛い

「長時間立ち仕事をしていると右の股関節に違和感が出て、歩きだすと痛みがでてくる」という40代女性の方が来院されました。

お仕事は工場で立ったまま部品の組み立てをおこなう作業で、週に4回1日8時間勤務されています。作業中は下を見て手元を作業台に置きながら部品の組み立てている状態で、時折作業台にからだを預けながらするときもあるようです。

仕事中足の重心は右のつま先側、特に母指球に乗ることがほとんどであるということをおっしゃっていました。歩いていても内股になっているのは気になるということでした。

身体の状態をみると、立ち姿勢で身体は左に傾き膝のお皿が内側に向き、足のラインはX脚になっていて、右足の方が強く内に向いている状態でした。腰も反っている状態でお腹が突き出ているような姿勢でした。

この方はX脚の改善をまず取り組みました。そのためには足だけで無く骨盤、背骨に関しても調整が必要ですので、施術だけでなく立ち姿勢の改善、そして仕事での体勢を調整してあげることに取り組みました。

1ヶ月後立ち姿勢が変わった地点で股関節の違和感がなくなり、歩いても痛みがなくなるところまで改善しました。X脚に関してはふくらはぎの捻れがまだ残っているものの、膝のお皿が内に向いていたものが真ん中より外に向くようになってきました。

当院ではX脚、O脚に関しても施術を行なっていますので、お悩みの方はぜひご相談ください。

おおにし鍼灸整骨院