膝を手術してから腰痛になってきた

「2年前に右膝の変形性膝関節症で骨切り術の手術をしてから、ここ最近腰や股関節に痛みやダルさがでるようになった」という50代男性の方が来院されました。

お話を伺うと、長年膝痛に苦しんでおられ、2年前に病院で変形性膝関節症と診断され、お仕事が力仕事、趣味がゴルフということなのでこれからも足は負担かかることが多いという考えで、骨切り術を選択されました。膝自体は痛みもあまり感じず生活できている状態なのですが、最近腰周りがすぐ張ってきて自分で腰を押さえたり、たまにマッサージを受けにいったりしてその時はマシになって、また痛くなっての繰り返しでどうにかならないかお悩みになっていました。1ヶ月前に背中が筋違いを起こして仕事を休んだということもあったようです。

お身体の状態をみてみると、手術した側に体重を乗せているので、右側の前太ももが硬くなっていて、前に重心が乗っているようでした。左の骨盤が上がり、背中も右に側弯している状態でした。

この方の施術は物理的に右足が短くなっているので、背骨のバランス捻れをとる施術を行ない骨盤周りは可動がつきやすいようにもっていきました。

残念ながら外科的手術を行なうと、どうしても日常生活、仕事など反復動作をすると元に戻りやすいので、症状がとれても2週間に1度からだのチェックは必要となってきます。しかしながら、この2週間に1度の身体のチェックが快適な日常生活を送るためには長期的に考えて良い行動となります。

手術したけれども、この先長く仕事を続けたい、これからもっと趣味やスポーツに充実した日々を送りたいという方はお力になれます。ぜひ当院にお任せください。

おおにし鍼灸整骨院