「学校の授業中にいつも腰が痛くなって、じっと座っているのがつらい」という高校3年生の女性が来院されました。
小学生の頃に側弯症の検査で再検査と言われたものの、そのまま特に何もせずそのままにしていたということでした。
腰が痛み出したのは中学3年生のころ受験勉強で机に向かっていることが多くなってから時々痛みを感じることが出てきたようでした。
お話を聞いているときは常にそわそわして、足を組んでいて組み直したりとにかくじっとしていると腰が痛むようでした。
身体の状態をみていくと、背骨は右に側弯していて身体が捻れている状態でした。座っていると猫背で背中は丸まり、まっすぐ座れなく足を組まないと安定していない状態でした。
この方の施術は骨盤を安定させることと背骨の可動が捻れた状態で固まっているのでそれを緩めること、そして首と後頭部の関節周りにこりがたくさん出ていたので、関節の動きをスムーズにすることにより、姿勢が改善しやすくなるのでその部分のアプローチをおこないました。
2ヶ月間週1回の施術と姿勢改善のエクササイズ、日常の姿勢動作を続けていくことにより、腰の痛みはほぼ解消され、側弯自体も軽減していきました。
完全に治らない側弯症もありますが、このように改善していく可能性があるものもあります。お子様やご本人様で側弯症と言われてお悩みの方がいらっしゃいましたら、まずは当院にご相談ください。
お電話ありがとうございます、
おおにし鍼灸整骨院でございます。